スマホノベルティの販促促進方法
■ノベルティとスマホの連動で販売促進効果アップ
企業は商品や自社の宣伝を行うために、ノベルティを使用することが多くあります。いわゆる販促品のことですが、1つ1つのコストが小さく、また効果的に宣伝を行っていくことができるので多くの企業ではこれを利用して定期的に行っています。そのための品は様々ありますが、一般的にとても多いのがポケットティッシュです。フィルムやラベル部分に企業名やクーポンなどを印刷し、宣伝を行うことができます。ポケットティッシュは多くの消費者にとって有益なものですから、受け取ってくれやすい品と言えるでしょう。また受け取った後もしばらくは保持しているので、宣伝部分に目を向けることが多いものです。
販促品を使った販売促進活動ではチラシを印刷したりしますが、この際に問題点があります。それは紙面に限りがあり、伝えたいことを全て掲載することができないという点です。またあまりにも伝えたいことを多く記載しすぎると、見づらくなるデメリットが生じますし、また消費者の方も見てくれなくなる恐れが出てきます。そんなジレンマに陥ってしまいがちですが、最近では最小限の宣伝を記載し、そのあとの情報に関しては他の媒体を利用して消費者に見てもらうというやり方が主流となってきています。
販売促進アップのために利用する販促品に宣伝を印刷しますが、この際にスマートフォンを使い、ユーザーをウェブサイトへ誘導を行い、サービスに対して関心があれば自分で情報収集をお願いするというやり方が行われています。商品などに関心がある方は自分でそれに関する情報を入手しようとしますから、そのための最小限のサポートを提示したほうがむしろすっきりとしていますし、無駄がないものです。今では多くの方がスマホを持っており、すぐに情報を入手することができます。そういった背景からスマホの連動によってより多くの情報を提供することができるのです。
なかにはポケットティッシュの広告面にスマートフォンをかざすと、それを読み取って動画が流れるという新しい販促方法も登場しています。物珍しさから動画を見てくれる人が増えるうえ、伝えられる情報量も格段に増えるため、非常に有用性が高いです。
- 目次
■ARつきノベルティでサイト誘導
宣伝を行う際には最小限の情報のみを記載し、それ以外についてはホームページ上で詳しく知ってもらうという方法があります。関心のない方はさらに多くの情報を収集したいとは考えないものです。それに対して関心がある方は自分で情報入手を図ろうと行動に移します。企業としてはそういった方に向けて、分かりやすくスムーズな情報収集の方法を提示することが重要になってきます。いろんな方法が考えられますが、誰でも簡単にできる方法でなければ効果的ではありません。最近ではARを利用し、動画でユーザーへ興味付けを行う手法が始まり、効果的に広告を配信する技術が出てきました。
ARは徐々に普及している技術で、ポケットティッシュの表面をスマートフォンで読み込むことで、ポケットティッシュのフィルムをスクリーンに見せた動画配信などが可能になります。また、その動画からユーザーをホームページに誘導さるため、興味本位で動画を閲覧したユーザーが簡単にサイトを閲覧できる仕組みになり、通常のポケットティッシュと比較すると広告効果の高い広告になり得ます。また、誘導したホームページを見やすい作りにすることで、成約に繋げやすくなるため、情報入手がしやすいような仕組みやまとまりを、十分に意識してホームページを整備することが大切です。
■ノベルティからスマホサイトへ繋げる販売促進手法
ノベルティからサイトに誘導できた場合、特に重要な項目として成約率が挙げられます。これは販促を考える上でとても重要なものになります。具体的にはホームページを見た人数に対して、どの程度がホームページで商品購入をしたか、メールや電話での問い合わせをしたのかを示す割合のことです。単にホームページに訪問しただけでは十分ではなく、成約率が高くなければいけません。
実際の成約率に関しては、PCからの訪問が最も高くなっています。これに対してスマホも、PCの50%~ほぼ同等の成約率を出すことがあります。そのためスマホからサイトへ誘導することは、販促を考える上で意外に重要なものになっているのです。
ノベルティからスマホサイトに誘導する方法も実際には販売促進に十分につながっています。今後はさらにスマホを持つ方が増えていくことが予想されますし、それによって簡単にすぐに情報収集が可能になります。またノベルティに記載されたQRコードやARからホームページに移動をする方も増えることでしょう。ノベルティを利用して販売促進を行っていくためにはウェブサイトへの誘導は欠かせないものであり、効果的な宣伝方法となるでしょう。