用途によって使い分ける販促品のサイズ

販促品で大切なことは第一に、お客様に受け取ってもらえることです。どんなにコストや手間をかけたアイテムであっても受け取ってもらえなければ意味がありません。お客様が受け取りたがらないアイテムの代表は役に立たなくて大きいものです。
大きな販促品はかさばって荷物になるためカバンに入りきらないこともあります。規模の大きな展示会などではノベルティを受け取ることも多いため、大きくてかさばるようなものは受け取るのをためらってしまうこともあるでしょう。大きすぎて邪魔になってしまえば、企業に対するイメージまで悪くなってしまいます。もしもお客様がごみ箱などに捨ててしまってはせっかくこだわって選んだものであっても台無しです。販促品を選ぶときには受け取るお客様を一番に考えることが大切です。もちろんあまりに無難なアイテムだと企業アピールにはなりません。選ぶときには手に取りやすく、かつ持ち帰りやすいサイズのものをえらぶようにしましょう。また持ち帰ったあともできるだけ使いやすいアイテムがおすすめです。日常的に使うアイテムや消耗品などの実用品が、男女を問わず幅広い年代に好まれています。

定番アイテムの中でも知的なイメージを出すことができる販促品がノートです。企業ロゴなども入れやすいため、社内イベントの記念品などにもよく利用されています。また、薄くてかさばることがないため、ビジネスバッグで持ち帰ることができるのも大きなポイントでしょう。
ノートも受け取るお客様を想定しながらサイズやデザインを選定することが大切です。受け取ったお客様の用途を考えて、例えばターゲットが学生であれば授業などでも使いやすいA4ノートが好まれます。一方でビジネスマンをターゲットにするのであれば、持ち歩きや会議でも使いやすいコンパクトなA5サイズをおすすめします。
またノートもデイリーユースに便利なリングノートのほか、重厚感があるハードカバーノートなど種類があります。重要な式典で渡すようなノベルティなど、グレード感が必要な時や受け取るお客様の年齢が高めの場合にもハードカバーノートが好まれます。レザーカバーのノートは型押しで刻印も可能なのでさらに上質な印象になるでしょう。
また同じノートであってもゴムバンドがついていたり、名刺などを入れられるポケットやしおり紐がついていたりと企業の戦略に合わせていろいろなデザインのノートを選ぶことができます。特にセミナーや会議などでもノートは定番の品です。他社との差をつけるためにもサイズやデザインにこだわってみましょう。

日常的に使ってもらえるアイテムとして人気なのがマグカップです。記念品などにも使いやすくて様々なニーズにこたえることができます。マグカップであれば目にする機会も多いため、企業に親しみを持ってもらうのにも適しているでしょう。企業名やロゴのほかに写真やイラスト、キャラクターなどが入れやすいことも大きなメリットです。
マグカップも受け取るお客様によってサイズやデザインにこだわる必要があります。キッズ向けのイベントや女性向けの販促であれば小さめのマグカップが好まれます。250ミリリットル以下の小さめのマグカップは、お子様や女性にも持ちやすいでしょう。ものを落とすことが多いお子様向けには陶器ではなく、プラスチック製のマグカップも便利です。ファミリーを対象にしたイベントなどでは家族で使うことを想定したスープマグもよく選ばれています。食卓を明るく彩ってくれるようなポップなカラーリングなど、普段使いしたくなるデザインのものを選ぶようにしましょう。
お子様や女性向けの場合とは逆に男性向けの販促ではどっしりとした350ミリリットル以上の大きいマグカップもおすすめです。特に外回りが多くて水分補給が必須だったり、コーヒーなどを仕事中ずっと飲んでいるというようなビジネスマンにはたっぷり入る大きめのマグカップが好まれます。また機能性に着目して保温や保冷ができるステンレスのマグカップや蓋つきのマグカップなども人気です。デスクに置いたままにしても美味しさをキープできる機能的なマグカップであれば長く愛用されるアイテムとして重宝されるかもしれません。使うたびに企業ロゴや企業名を目にすることになり、企業のアピールとしての効果も期待できるでしょう。

販促品を選ぶときには顧客目線に立って、サイズや機能にこだわりましょう。特に実用品は邪魔にならず、受け取って困ることがないため高い人気がある販促品です。他社に負けないインパクトやアピールのためにはデザインもポイントになります。販促品はお客様が受け取った後のことまで考えて選ぶことが重要です。