販売促進費・広告宣伝費の考え方
ノベルティグッズのコストの考え方
自社の商品やサービスをプロモーションする上で、ノベルティは大きな効果を発揮します。
実際に使用してもらうだけで、自社のロゴなどをプロモーションすることが出来るため、使いやすいものを選ぶ必要があります。
さらに、ノベルティグッズを使っている本人だけでなく、周囲の方への宣伝にも繋がっているのです。そのため、現在のビジネスシーンにおいてノベルティグッズは欠かせないものとなっています。
しかし、ノベルティグッズを作る上で販売促進費や広告宣伝費のことも考えなければなりません。
いくら積極的にプロモーションをしても、コストを考えずにノベルティグッズを作ってしまうとコストの回収ができません。少しでもコストを抑えてグッズを作る必要があります。
- 目次
コストを考えた際のオーダー
ノベルティグッズのコストダウンも大切なことですが、プロモーションをするターゲットを絞ることも大切です。購買層以外の方にプロモーションを行っても、それでは意味がありません。
また、ノベルティグッズには流行もありますので、そういったマーケティングも必要でしょう。
ノベルティグッズを作る上で大切なことは、グッズのコストとターゲット、マーケティングです。基本的にどのようなノベルティグッズも、大量発注することで単価を安くすることができます。これは企業の規模や投入できる予算にもよりますし、作るグッズによっても変化します。コストと単価のバランスを考えたグッズ選びが重要となります。
また、普段ノベルティグッズをほとんど使用しておらず、稀に配布するといったケースもあります。そういった場合は小ロットから発注できる業者を選ぶことがポイントとなってきます。いくら単価が安くなるからといって、あまりに大量に発注してしまうと大きなマイナスになってしまいます。
さらに、長期的に少しずつグッズを配布するのであれば、品質が劣化しないものを選ぶことで配布期限や保存期間を気にすることなく使用できます。
また、シーズン限定のグッズはシーズンを逃してしまうと、翌年まで配布が出来ませんので、飽きのこないシンプルなデザインを選ぶことも大事なポイントとなります。
ノベルティグッズにはさまざまな種類がありますが、オフィスで使用してもらうためのグッズがあります。定番のアイテムはボールペンやカレンダー、メモ帳などです。
最もシンプルな単色のボールペンでしたら、2000本で1本あたり20円程度で発注することができます。
ノベルティグッズには企業ロゴなどを入れるものですが、これも印刷方法によってコストが異なりますし、カラー印刷は高くなってしまいます。
オフィスの定番グッズとして卓上カレンダーがありますが、デスクに1冊は置いておきたいものです。最もシンプルなデザインでしたら100冊の注文で、1冊あたり120円ほどの料金となります。
また、メモ帳でしたら150冊の注文で1冊あたり200円ほどので発注可能です。プロモーションするべきターゲットはオフィスだけではありません。一般家庭に対する商品やサービスを提供する場面は多々あります。そういった場合は家庭内で使ってもらえるノベルティグッズが必要となります。
定番のノベルティグッズはタオル、キッチン用品、パソコン用品などがあります。ハンドタオルであれば300枚で1枚あたり100円程度で発注できます。こういったタオルは何枚あっても困るものではありませんので、喜んで使ってもらえるノベルティです。
また、主婦向けの商品やサービスでしたらキッチングッズが人気があります。キッチンタイマーでしたら200個で1個あたり200円程度で発注できます。
また、近年は多くの家庭にパソコンが導入されており、今ではテレビやエアコンと並んで定番の家電製品です。そのため、ノベルティグッズとしてパソコン用品が注目されています。マウスパッドであれば200枚で1枚あたり500円程度で発注可能です。
近年人気のノベルティグッズのコスト
どのようなジャンルにも流行があるように、ノベルティグッズにも流行があります。
定番アイテムも大切ですが、新たなジャンルを取り入れることも大切です。近年はエコへの関心が高くなっていますので、買い物袋を使わないエコバッグが注目されています。しかも、エコバッグは安価に作れるため、ノベルティグッズに適しています。400個で1個あたり100円程度で発注できます。
その他にも、保温性の高いタンブラーを使用する方が増加していますが、こちらもノベルティグッズとして人気です。60個で1個あたり500円で作れます。
コストを抑えつつ誰からも使ってもらえるノベルティグッズとして、ポケットティッシュがあります。ティッシュは大量に配布するものですので、大量発注をすることで単価は下がりますし、無地のものを選ぶことで、さらなるコストダウンを図ることが可能となります。
自分で広告用紙を印刷して、それを内側に入れることでオリジナルポケットティッシュにすることができるので、宣伝効果の高いノベルティとなります。