街頭でのティッシュ配布が受け取ってもらいやすい理由

2015年09月08日
街頭でのティッシュ配布が受け取ってもらいやすい理由

ポケットティッシュ・マーケティングの転換率は以下の通りであり、他の広告手法と比べても非常に高いものです。なぜポケットティッシュ・マーケティングではこういった高い効果が得られるのかを検証してみましょう。

目次

■ポケットティッシュ配布が高い効果を出すカラクリ

街頭でのティッシュ配布が受け取ってもらいやすい理由

ポケットティッシュ・マーケティングの転換率は以下の通りであり、他の広告手法と比べても非常に高いものです。なぜポケットティッシュ・マーケティングではこういった高い効果が得られるのかを検証してみましょう。


※「広告手法別・転換率の推移」
・新聞折込       約0.03%
・ポスティング     約0.2%
・ネット広告      約3.3~5.5%
・ティッシュ配り    約4.0%

■ポケットティッシュ配布の顧客セグメンテーション

実は、ポケットティッシュ・マーケティングを専門としている企業の多くが、受取率を向上させるために、配る対象となる顧客セグメントを厳密に考えています。


たとえば、マッサージ店の広告を織り込んだポケットティッシュを配る場合、選別配布の軸としては、「男女両方」「20~50代」「サラリーマン・OL」「その近辺で働いていそう」というセグメンテーションになってきます。すると、スーツを着ている男女などを中心に配ることになるわけです。


また、コンタクトレンズの広告を織り込んだポケットティッシュであれば、そのセグメントは「目が悪い人」とういことになり、年齢性別は関係なく、メガネをかけている人、というようなセグメンテーションで分けていくのです。


ちなみに、配布するセグメントの分別は以下のようになります。
・選別→男女別、年齢別など
・属性→スーツ、スニーカー、私服、メガネなど
・識別→高級住宅街、学生街、スーパーの近くなど

■「声掛け」の精度によって受取率が変わってくる

もう一つのポイントは、配るときの声掛けです。ターゲットセグメントをしっかりしても、セールストークがよくないと結局受け取ってくれません。ポケットティッシュ・マーケティング専門業者の多くでは、“ただポケットティッシュを配布する”というわけではなく、配布するティッシュにどのような企業メッセージが込められているかを詳細まで把握し、それに基づいたセールストークを考えるということを行っています。そうすることによって、受取率とその後の転換率が大きく変化してくるのです。

■配布する「場所」によって大きく変化する受取率

街頭でのティッシュ配布が受け取ってもらいやすい理由

広告主の業種によって、商圏エリアは大きく変わってきます。そういった部分を明確にしないと、やみくもにポケットティッシュを配る羽目になってしまい、結果として受け取っていただける確率は下がってしまいます。逆に、適切な場所で配ることで、受取率を最大限にすることができるのです。


場所と配布数の関係に関する概要は以下の通りです。


① 店舗・物件中心の広告の場合
飲食店や不動産業などに多いですが、店舗型事業の広告の場合は、その実店舗を中心として、近くの大通りなどで配布すると転換率に好影響を与えます。近くの商店街やオフィスビルなどで配布するとさらに受け取っていただける確率が高くなるでしょう。


② デリバリー・チェーン店の場合
FCチェーン店の場合などは特に、地域店舗同士が競合しないように、配布場所やセグメントを明確に分けてポケットティッシュを配布する必要があります。


③ 地域密着型店舗の場合
パチンコ店や漫画喫茶、レンタルビデオ店や、その他レジャー施設などの場合、たとえば最寄りの駅からその店舗の間、もしくはその道の延長戦上などでポケットティッシュを配ることで受け取られる確率とその後の転換率が向上してきます。


④ 地域全体を対象としたサービスの場合
特に、介護やマッサージ店などの出張サービス、飲食店の出前サービスなど、エアコン清掃や出張買取可能のリサイクル店など、比較的広範囲に根付いたサービスを展開している場合、広い範囲へ街頭配布を行うことが必要です。一見非効率に思うかも知れませんが、しかし何度もポケットティッシュ・マーケティングを行っていると、効率的な配布場所・方法が見つかってきますので、何度も繰り返すことにより、精度が高まってきます。

■ポケットティッシュを配布するタイミングと受取率の関係

ポケットティッシュ配布と受取率、転換率には実は、配るタイミングが大きく関係します。その関係について、以下にまとめました。


① キャンペーン時は、期間中に終了するように計画して配布を行う
広告主の企業が、キャンペーンを行う時にポケットティッシュを配る場合、開始日と、キャンペーンの中間日、そして最終日間近に配ると受取率が向上する確率が高まります。


② 曜日によっても転換率が異なる
特に不動産や保険など、家族単位での判断が必要なサービスの場合、土日に配ると受取率、転換率が異なります。また、居酒屋や飲食店の場合、休日前の木曜日・金曜日あたりに配ることがおすすめです。曜日にこだわらない場合は、その他の配布員が街に少ない、月曜日、火曜日あたりがおすすめ、ということになってきます。


その他、天候など一時的な条件を加味しつつ、受け取られる確率が最も高いタイミングでの配布を目指しているのです。

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