喜ばれる販促品を作成するポイント
販促品は商品やブランドを認知してもらったり、結果的に消費者の購買意欲を促したりするためにとても大切です。しかし、どのようなものでも販促効果が得られるとは限らず、それ相応の工夫が必要となるでしょう。一つ意識しておきたいポイントとしては、受け取った人に喜ばれるようにする事です。喜んでもらう事が、将来的に購入や利用をしてもらう事に大きく影響するでしょう。そこで、販促品の作成するポイントについて紹介します。
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トレンドを取り入れる
販促品を作成するポイントの一つとして、トレンドを取り入れる事が挙げられます。流行や時事ネタなどの今現在において話題になっている要素を取り入れると、多くの人が注目し、喜んでくれるようになります。少なくとも興味や関心を抱き、手に取ってもらえる可能性が高まります。
トレンドを取り入れる事には、印象に残るというメリットもあります。販促品はやはり、人に認知してもらう事が重要です。忘れられたり、目を向けてくれなかったりすると、思ったような効果が期待できません。ですが、人々が注目する要素を取り入れれば、少なからず見てくれる可能性がありますし、実際に使ってくれる事もあります。結果的に商品を買ってくれたり、利用してくれたりするのが目的ではありますが、それには一度、実際に利用してもらうのが一番です。それが何より、自社の製品やサービスの魅力を伝えるのに手っ取り早い方法と言えます。
時事ネタや流行を取り入れるのが難しくとも、季節物であれば取り入れるのはそれほど難しくありません。多くの人は季節に合った商品を買うものですし、利用をしています。日本のように四季がはっきりと分かれている気候のあるところだからこそ、季節物を利用するべきです。
「可愛らしさ」が人を惹きつける
販促品には、可愛らしさを取り入れるのも一つの方法で、人を惹きつけるのに影響します。全くもってシンプルなデザインのものと、可愛らしい動物などがモチーフとされたものとでは、後者の方がどこか興味を持ちやすいはずです。
ただ、ここには男女比や年齢層に関わる問題が出てくるでしょう。例えばウサギであったり、ハートをあしらったりすると、男性よりは女性が注目するようになるでしょう。そしてどちらかといえば、年齢層が低めのところで注目を浴びるかもしれません。ターゲットを狭めてしまう事ではあるものの、直感的にかわいいと思える商品に対しては、関心を持ってもらいやすいという特徴があります。
動物でなくとも、カラフルな植物であったり、キャラクターのようなデザインであったりするように、可愛らしさを全面に出したようなものは、地味なものよりも興味を持たれやすくなります。可愛いと思うかどうかは人それぞれの価値観が影響するため、万人受けするのは難しいかもしれません。しかし、一部の年齢層やターゲットが決まっているのであれば、ターゲットに寄せたデザインへ可愛く工夫していくのは、販促品を作成する事においてとても重要と言えるでしょう。
年齢問わず受け取りやすいものを
販促品において望ましいのは、年齢を問わず、さらには男女を問わないような広い消費者たちに好まれ、利用される事です。そうすると、例えば受け取った人の本人が使わないと考えてしまったとしても、その家族や友人、あるいは会社の人たちの手に渡っていく可能性があります。販促品は万人受けする方が、多くの人の目に触れるかもしれないので、広告効果としては強くなるでしょう。
例えば極端に子供向けのデザイン、仕様にしてしまうと、子供がいない家庭、子供との関わりに無縁な人にとって、完全に不要なものとなってしまいます。逆に高齢者向けなデザインになっても同様です。わざわざ販促品を受け取ったからといって、叔父叔母に渡しに行くとは限りません。そのため、年齢を問わないデザインや商品にし、利用してもらう事を考えるのがとても大切です。
ターゲットを絞り込むと、それだけ特定の層からの反響は良くなるかもしれませんが、その他の層は極端に弱くなってしまうと考えられます。受け取った本人が利用するのではなく、その人と関わる友人や家族たちに渡っていく可能性も考えると、どのように作成すれば良いのか、想像の幅は広がっていくのではないでしょうか。
まとめ
販促品をどのような商品やデザインにするかはとても大切です。まずは受け取ってもらえるかどうか、次に利用してもらえるかどうか、そして最後は自社の商品を購入や利用をしてもらえるかどうかの成果につながります。そのためには喜ばれるよう試行錯誤するのが必要ですし、そこには年齢を問わないようにするなど、それなりの工夫が欠かせません。
ただ受け取ってもらえるだけでは、最終的な成果につながるとは限らないため、喜んでもらう事を意識すべきです。トレンドや可愛らしさを取り入れるなど、興味を引き、関心を持ってもらえるように、作成していく事がとても大切でしょう。