販促品制作のコツ

2017年08月01日
販促品制作のコツ

■どんなシーンに使ってもらうかイメージする


販促品で宣伝効果を得るにはやはり、受け取った人が使用してくれる事が重要です。手に取ってもすぐに捨てられてしまったり、全く使用されなかったりしたのならば、ほとんど宣伝効果は得られないと考えられます。そこで、制作の段階で具体的に使用してもらえるイメージを膨らませ、商品を仕上げる事が大切です。
受け取った人物が、どのようなシチュエーションで使用するのかをイメージすれば、何を制作してもらうかを具体的に検討しやすくなります。用途を明確にすると、適切であるグッズやデザインを選べるようになりますし、大きさや宣伝効果など、アイテムをどういった物にしていくのか、計画しやすいです。
消耗品にするのも良いですし、あるいはいつまでも使い続けていけるような商品にする選択肢もあります。長く使い続けることができるものであれば、販促品を使用している人の周りにも宣伝効果を得られる可能性があります。また、ターゲットユーザーにどういった人物像を描いているのかも重要です。ターゲットとするユーザーの人物像、そしてその人が商品を受け取った時に、どのようにして使っていくのか明確にしていきましょう。


目次

■「話題にできないか」を考える

販促品制作のコツ

受け取った人が喜び、今後自社の商品やサービスを利用してくれるようになれば、制作に大きな意味があったと考えられます。ただそれだけではなく、ユーザーの評価を得て、そこから話題となっていく形がより理想的です。今は、インターネットが急速に普及しており、話題になった事柄が一気にSNSを介して拡散され広がっていく事は珍しくありません。
そこで、配布するグッズにインパクトがあれば、話題となって全国に広がっていく可能性があります。少しでも印象を強く与えるために、デザインに工夫を加えるなどして、話題性のあるアイテムを用意するのが良いでしょう。受け取ってくれた人が、友達や家族に教えてくれたり、それこそSNSで広く拡散してもらえる可能性があります。SNSは特に、一度話題として取り上げられれば、拡散するスピードは単なる口コミとは比べものになりません。多くの方にシェアしてもらえればしてもらえるほど、販促効果が高まります。
例えば、販促品として定番であるポケットティッシュ一つにしても、白ではなく黒いティッシュにするなど、奇抜なデザインにすると話題になる可能性があります。あまりに独創的な商品を作ったり、デザインを凝らしすぎたりすると、実際に使ってもらいづらくなる心配もありますので、適度なバランスが大切です。話題を呼び寄せるようなデザインやアイテムにするためには、今流行っている事を取り入れるなど、トレンドをチェックしておく事も重要ではないでしょうか。

■コンタクト方法を書く

販促品制作のコツ

受け取った人が商品を気に入ってくれたり、興味を持ってくれたりすると販促効果が見え始めています。しかし、単に興味を持ってくれるだけでは、その後結果的に収益につながるかどうかはまだ分かりません。というのも、ユーザーが購買やサービスの加入・問い合わせなど具体的な行動を示して初めて販促効果が表れるのです。
例えば、ティッシュやうちわですと、小さいチラシを入れたり、細かい情報を書いたりするスペースがあります。その部分に、自社の情報を書いたり、お問い合わせのURLやQRコード、メールアドレスなどを記載しておくことができます。こういった情報があれば、今の時代であればその場でスマートフォンを使いアクセス出来ますし、もしかすると販促品を受け取った当日に自社のサービスを利用してくれるかもしれません。
反対に、コンタクトする情報を記載していないと、ユーザーはどのようにして行動すれば良いのかわからなく、販促効果は不十分なものになりかねないでしょう。これこそ、制作の企画段階で考えるべき事です。どのようなアイテムであれば気に入ってくれるか、実際に使用してくれるのか、あるいは話題になるのかどうかを考える事ももちろん大切です。その先にユーザーがどのような行動を取ってくれるのかも予測すると、コンタクトの取り方をこちらから促す手段を思いつきます。せっかく興味を持ってくれたユーザーを手放してしまわないように、必要な情報や手段は必ず載せておきましょう。
販促品はただたくさん配れば販促効果や宣伝効果が得られるというものではありません。実際に費用対効果を得るためには、制作段階の工夫の凝らし方が非常に重要です。上手く結果を出せているものは、ターゲットユーザーを明確にし、さらにその後のユーザーの行動を予測するなど、上手に作られています。また、少しでも興味を持ち、多くの人を惹きつけられるよう、トレンドを取り入れたり、他とは違う特徴のある商品を作られたりする事も少なくありません。ノベルティで効果を得ようと考えるのであれば、使ってもらうシチュエーション、話題性、そしてユーザーのとる行動の予測などは非常に大切です。

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