ニーズに合わせた販促品のデザイン選び
■受け取る側の年齢層を考える
ポケットティッシュは一個あたりの単価を抑えて高い宣伝効果を得ることが出来る販促品として、多くの企業やお店などが取り入れています。
使ってもらえる場面が多い、大量に制作しても軽くてかさばらない、受け取ってもらいやすい、自分で買うことは少ないがもらうと嬉しいなど、様々なメリットがあるので販促アイテムとしてよく使われているのですが、さらに宣伝効果を高めたい場合にはポケットティッシュの中に入れるチラシやポケットティッシュの袋のデザインを工夫しましょう。
サイズに限りはありますが、ポケットティッシュには様々な内容を印刷することができます。もちろん宣伝を目的にしているので企業やお店の新商品やキャンペーンの内容、企業やお店の名前やロゴなどを入れていることが多いですが、幅広いターゲットに受け取ってもらうには、そのデザインも大切になってきます。
大量に制作した販促品を、より多くの人に受け取ってもらうことができるかという点を重視してポケットティッシュを制作するのであれば、可愛らしいキャラクターやスタイリッシュなもの、シンプルなもの、奇抜なものなど様々なデザインがありますが、例えばあまりにも可愛らしいものにしてしまうと男性から避けられてしまう可能性があり、奇抜さばかりが目に入ってしまうとお年寄りから避けられてしまう可能性などが考えられます。
少ないコストでも広い範囲に大量に配布することができ、使ってもらえる場面が多いのがポケットティッシュを販促品として使用する最大のメリットとなるので、一部の層にターゲットを絞っているわけではないという場合には、やはり誰もが手に取りやすいデザインを取り入れる方が受け入れられやすいでしょう。
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■手に取りやすいデザインを
販促品としてポケットティッシュを取り入れる際には、ポケットティッシュの中に入れるチラシやポケットティッシュの印刷などのデザインを考えます。小さなスペースですが宣伝においては重要です。
季節やターゲット、配布する場所や宣伝をしたい商品やサービスなどに応じて最適なものを入れなければなりません。例えば、夏や冬など涼しげなものや暖かい印象のもの、セールであればお得感や限定感を出すことができるもの、オフィス街で配布するのであればシンプルでスタイリッシュなものなどです。また企業やお店のロゴやコンセプトを重視して、オリジナル性の高いものを入れることもできます。
ですが、より多くの人に受け取ってもらうことができるものを作りたいのであれば、手に取りやすいものというのは最も重視しなければならないポイントではないでしょうか。こだわってしまうあまり、奇抜なものや可愛らしすぎるポケットティッシュを作ってしまうと、受け取ってもらえる機会が少なくなってしまい、宣伝効果も薄いものとなってしまいます。
より多くの人に受け入れられやすいものとしては、例えばパステルカラーを基調としたシンプルなものや猫や犬などの動物を使ったものなどがあります。具体的に言えば、病院の診察券のようなイメージです。老若男女問わず持ち歩きやすいものにすることで、受け取ってもらいやすくなり、さらにいつでも持ち歩いてもらうことにより高い宣伝効果が期待できます。
■ポケットティッシュはデザインのアレンジが自由自在
販促品はターゲットや季節、配布する場所や宣伝の目的、コンセプトなどを間違ったまま制作して配布しても高い宣伝効果を期待することはできませんし、予算の無駄遣いになってしまう可能性があります。高い宣伝効果を狙うなら、季節やターゲット、アピールしたい商品やサービスなどに応じて最適なアイテムを選び、デザインなどに変化をつけることが大切です。
ポケットティッシュであれば、使ってもらえる場面が多い、受け取ってもらえる機会が多い、手元においておく期間が長いことに加えて、デザインのアレンジが自由自在という強みも活かすことができ、変化をつけやすいアイテムです。
ポケットティッシュの中に入っているチラシやポケットティッシュの外側のフィルムには様々なものを印刷することができます。例えば、お電話1本でといううたい文句の場合には何よりも電話番号を目立たせる工夫をしたり、キャンペーンの際にノベルティのプレゼントを企画している場合にはノベルティグッズの写真を目立たせる工夫をしたりすることができ、この他にもお店の外観やお店周辺の地図などを入れて、来店しやすい工夫をすることもできます。また最近ではクーポン券や無料チケット、お店や企業のSNSアカウントのQRコードなどがついているものも増えてきています。
初めてポケットティッシュのデザインを考えるという場合でも、ポケットティッシュの制作を受けている業者の多くは、販促に効果的なものを作るデザイナーがいることも多いので、ターゲットやコンセプト、アピールしたい商品やサービスなど、どんなイメージのデザインを作りたいのか相談することも可能です。