販促品のポケットティッシュで競合と差をつけるためのコツ
販促品の定番といえば、ポケットティッシュでしょう。しかし、定番であるがゆえに、差別化が難しい場合があります。手軽に用意でき、なおかつ配りやすいポケットティッシュを使った販促では、どのようにして競合と差をつけるべきなのでしょうか。おすすめの商品やポイントをまとめたので、ご参考ください。
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利便性の高いポケットティッシュ
販促にポケットティッシュが広くもちいられている理由は、何より利便性の高さでしょう。一般的な生活を送る人が、1日のうちにまったくティッシュを使わないといったケースはそうそうありません。そのため、ただで配ると多くの人に喜ばれるのです。急いでいる最中に突然販促グッズを差し出されるとなると、受け取りに躊躇してしまいがちかもしれませんが、物が利便性の高いティッシュともなれば、そこまで抵抗は覚えません。
また、販促品による宣伝展開をおこなう側にもメリットがあります。それは、種類のバリエーションが豊富であるということです。一口にティッシュといっても、利便性の追求された昨今のものにはさまざまな種類がみられます。ちょっとした個性、特別感を加えれば、さらなるアピールや好感アップに繋がることでしょう。
たとえば、保湿タイプのものがおすすめです。一見普通のポケットティッシュにも近い見た目ですが、潤いを含んだティッシュは肌触りがやわらかく、適度なしっとり感が伴うため、肌にやさしい印象です。特に花粉症の季節は、何度も鼻をかむため鼻まわりが何かと荒れてしまいがちです。その点保湿タイプなら、何度もかんでも荒れが起こりにくいです。また、肌の乾燥を気にする女性にも適しています。
次に、水溶性タイプです。ティッシュには、水に溶けるものと溶けないものがあります。ティッシュとしての使い心地にあまり違いはありませんが、トイレで使う際はとても魅力的に感じられます。水に溶けないティッシュは、詰まりの原因になってしまうためです。駅や公園の公衆トイレでは、ティッシュがついていない、もしくは有料であるケースもみられます。そんなとき、かばんにひとつ水溶性ポケットティッシュが入っていれば、何とも助かります。
その他、サイズにひと工夫を加えても良いでしょう。ポケットティッシュは定番的な存在であるだけに、多くの人が基本サイズを理解していることでしょう。それだけに、少しでも小型化されているようなものを見ると、興味深く感じられます。よくあるティッシュ配りなのに、見たことがないような大きさのものを配っている、そんな意外性もまた、販促効果のアップに役立てられます。
「分かりやすい」が宣伝効果を高める
広告のつけられたポケットティッシュをもらったとき、人はどのような印象を受けるでしょうか。広告をあまり気にしないこともあるかもしれません。ただでティッシュがもらえた、その事実だけで満足できてしまうためです。ですが、やはり販促のために配っているわけですから、広告に興味をもってもらわなくては意味がありません。そこで意識して欲しいのが、分かりやすい広告をおこなうということです。
販促ティッシュの広告部分を普段は目に留めないタイプの人でも、分かりやすい内容であれば、集中して見ることなくさりげなく宣伝を理解できます。分かりやすさを心がければ、それだけでも差別化に繋げられるでしょう。
例としては、社名とサービス名、連絡先をシンプルに強調したタイプ、カラーの写真を添えていやでも目を引くようなデザインにしたもの、特徴的なオリジナルキャラクターのイラストをもちいたもの、地図ロゴが目立つもの、印象的なキャッチコピーがそそるものなどです。とにかく、詳しく内容を読まなくても、横目にさりげなく見るだけでどういった宣伝がされているか分かるものが、効果的となってきます。
販促品にクーポンをつける
特に効果的な差別化手法としては、このクーポンを取り入れたものがおすすめでしょう。つまり、無料の存在であるポケットティッシュに、さらなる付加価値すらつけてしまおうというものです。販促品を差し出された側としては、もはや受け取らない手はないといったところでしょう。
たとえば、広告部分にクーポン券そのものをつける、記載のURLやQRコードにアクセスすることでクーポンがもらえる仕様にする、お得なキャンペーン詳細を載せるといった方法です。その分、やはり企業側にも多少の負担が伴うわけですが、それ以上のメリットを期待できるようなら利用する価値は大いにあるでしょう。クーポンやキャンペーンを記載していない競合と、大きな差をつけられるかもしれません。
まとめ
ポケットティッシュには、さまざまな利便性が伴います。種類も複数存在するため、販促用品としての選び方次第ではかなり広い用途に役立ててもらえるでしょう。しかし、一般的なだけに競合とかぶる可能性が考えられるのも実際のところです。分かりやすさや付加価値も意識して、効果的な差別化も図ってください。