利用シーン別効果的なノベルティグッズと特徴

2015年09月08日
利用シーン別効果的なノベルティグッズと特徴

■ノベルティ・マーケティングという考え方

ノベルティ・マーケティングとは簡単に言えば、自社の名前や商品名が入ったいわゆる“粗品”を配り、認知度を上げ、商品や会社の訴求力を上げていく方法です。一番わかりやすいところでいえば、ポケットティッシュ、カレンダー、クリップ、ボールペンやシャープペンシルのような文房具などになります。

<人気ノベルティグッズ一覧>
・フリクションペン
・針なしステープラー
・コンパクトくつ磨き
・スマホスタンド
・せんす
・ミニライト
・爪切り、爪やすり
・ショットグラス
・あぶらとり紙
・付箋
・ゴルフマーカー
・フリスクケース
・灰皿
・入浴剤
・スマートフォンクリーナー
・ミラー
・メイク用品
・歯ブラシ
・ネイルケアセット
・ポケットティッシュ
・ランタン
・双眼鏡
・歩数計

などなど

また、企業ではなく商品を特に訴求したいのであれば、その商品の無料サンプルやおまけのようなものを配ることもノベルティ・マーケティングの一つです。

多くの場合、ノベルティ・マーケティングに使われる品物は、“お客さんの日常に入り込んだ”ものです。たとえば前述のカレンダー、うまくいけば潜在的なお客様の部屋の中に飾ってもらうこともできますよね。また、シャープペンシルやボールペンなども、一度利用していただければ、毎日のように使ってもらえますよね。そうすれば、潜在的に企業や商品のことを認識し、今後の購買につながるわけです。

目次

■ターゲットはだれか?を明確に把握する

利用シーン別効果的なノベルティグッズと特徴

ノベルティグッズを販促品として最大限に活用したいのであれば、グッズ作成の際に、訴求したいターゲット層を明確に把握することが大切です。自社や商品のことを“誰に(どんな属性の、どんな性質を持っている人に)”知ってほしいか。


たとえば、高価格帯の化粧品を売り出している企業であれば、ターゲットは「女性」、「美容に興味がある」「20歳以上(金額的に高価格の化粧品を購入可能と想定)」というターゲットセグメントになります。そうすると、たとえばノベルティは、その商品以外にも、手鏡だったり、比較的高価な化粧ポーチだったりするわけです。


また、「50代」の「金融系エスタブリッシュメント」をターゲットとしたライフスタイル雑誌のノベルティグッズであれば、たとえば男性向け整髪料や、髭剃り、靴べらなどという形で顧客ターゲットを明確にセグメントすればするほど販促品としてのノベルティグッズの精度は高まってくるのです。

■何のための商品か?を明確に把握する

次に、ノベルティグッズの「方向性」を明確にしなければなりません。ターゲットに対して、どんな有用性を提供できるのかということを明確にするのです。ノベルティは多くの場合、以下のタイプに分類されます。


① 実用性の高いもの
ポケットティッシュなどの日用品、ボールペンやノートなど使用頻度の高いものなどのことです。これらは、いつだって“あると便利”なものなのです。もらった時は使わなくても、“いつか使う”からという理由で、捨てられるリスクは少なくなります。そして、使われ始めたら、いつも目に留まるというメリットがあります。


② ユニークで奇抜なもの
日常生活ではいらないけれど、持っていたら“なんか面白い”、“友達との会話の種になる”というグッズをもらったことはありますか? こういったノベルティは①のように日常的に使われることは少ないですが、逆に印象に強く残ります。そして、その印象の強さが、「自社・自社製品が他社と違う」というブランド価値向上にもつながるのです。


③ 品質がいいもの
デザインがよく、品質がいいものは、ノベルティであろう自分で買った商品であろうと長くお客様の近くにおかれるものです。長期的な期間、お客様に利用されれば、その分訴求力が高まります。また、こういったものはお客様の「収集癖」を刺激することもできるので、シリーズ化して作っていくのも一手です。

■利用シーン①:イベント会場で企業のブランド力向上!

便利な商品は、もらって“ちょっとうれしい”というものでしょう。しかし、たとえばイベント会場などで、もともと商品力やブランド力が高い企業がつくるノベルティは、ノベルティグッズの域を超えて、そこに行かないともらえない「プレミアムグッズ」に変貌を告げます。これは、企業や商品のブランド価値向上を促し、かつ、顧客ロイヤルティを高めることにつながります。

■利用シーン②:季節を意識したグッズ設計で、便利さを上乗せ!

たとえば、家電量販店に夏に出向くと、必ずその企業名とセール商品の情報が記載されたうちわや扇子を渡してくれます。夏の暑い中、うちわや扇子は本当に助かりますよね。こういったノベルティグッズは、その後も家に持って帰ってもらい、比較的長期間使ってもらえるため、情報訴求力は高いといえるでしょう。また、冬は風邪・インフルエンザが流行する時期です。そのため、ウイルス除去製品や石鹸などがノベルティグッズとして人気になります。

■利用シーン③:家族連れが来る場所では「子供向け」のノベルティを!

利用シーン別効果的なノベルティグッズと特徴

家族連れがあつまるファミリーレストラン、遊園地などで販促活動を行う場合、ターゲットは両親ではなく、子供に設定しましょう。たとえば、子供が喜ぶような「バッジ」、「おもちゃ」、「お菓子」、「人形」などを媒介として販促物を作っていくことをお勧めします。

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