販促品とノベルティの違いとそれぞれの特長
ノベルティとは?
ノベルティは、会社の宣伝のために無料で配布する商品のことをいいます。宣伝用に商品として市販されているものを用いるという方法もありますが、会社の宣伝用の商品をノベルティとして新たに開発するという方法もとられます。
ノベルティは会社の宣伝が目的のものでありますから、宣伝用商品には会社の名前や会社の有名商品の名前が記載されていることが多くなっています。ノベルティを見ることによって会社のことを思いだし、よいイメージを思い浮かべられるようにすることがノベルティの目的となります。
会社の宣伝のために、商品を購入した人への特典としてプレミアムを景品としてつけることも行われます。プレミアムは数量限定のレアものである場合が多く、一部のコレクターに大きな人気を集めることにつながり、プレミアム景品を目あてに商品の購入が行われることも多くなります。
この場合は商品を購入後に商品の魅力を購入者が認識し、商品の人気アップにもつながることが多くなります。多様なパターンのプレミアムがあり、これまでの例ですと、たとえばゲームソフトなどのプレミアムが大きな人気を博したという例もあります。以前人気を博したゲームソフトのリバイバルバージョンをプレミアムとして用いるという例もあります。このような爆発的なプレミアムの人気は巷でも話題となることが多く、結果として会社の宣伝効果にもつながっていきます。
プレミアムと同様に会社主催の懸賞企画や試供品の開発が行われることもあります。企画次第では、単なる会社の商品の宣伝におさまらず、会社自身のイメージアップにつながることが多くなっています。企画力がとても重要になってきます。ただし、懸賞の場合には景品の上限が法律で決まっていますので、その点は企画において注意が必要です。
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販促品とは?
販促品は会社のイメージアップのために配布されるものです。もらって嬉しい商品を一般の人に配布することによって、会社のイメージアップにつなげていきます。
販促品は例えば文房具品やカレンダーなど、普段よく用いられて、人目に付くものが用いられます。会社の取り扱っている商品が、どのようなタイプのものであるかによって販促品が変わってくる傾向があります。
たとえば女性向けの商品を取り扱っている会社であれば、女性がもらって嬉しい商品を販促品として用いられる事が多いです。一方で男性向けの商品を取り扱っている会社であれば逆の販促品となってきます。子供向きの商品を取り扱っている会社と大人向きの商品を取り扱っている会社では同様の理由で販促品の内容も変わってくるでしょう。
会社のイメージをアップするために、配布される商品には会社のロゴや会社のキャッチフレーズなどが記載されることが多くなります。更には、親しみやすさをアピールするために会社のweb情報を記載することも多いです。季節物の商品を取り扱っている会社の場合には、季節に合わせた販売促進のための商品を配布するような例もあります。たとえば、夏はうちわ、冬は簡易カイロなどです。
販売の促進を目的に配布されるものですので、実用性とともにデザインや色も重要な要素です。市販のものではなく、会社独自の商品の開発を行い、それを販売促進のために配布するということも少なくありません。開発の際には、もらった人が嬉しくなるのはどのようなものかという観点が重視されています。