販促アイテムとして配られるポケットティッシュ
販促用に利用されるポケットティッシュ
ポケットティッシュが販促品として用いられるようになったのは、1970年ごろです。それまでは、企業やお店の名前が入っているものというとマッチが主流でした。
消費者金融業者や銀行がポケットティッシュを利用するようになり、一気に広がり販促品の中で多く利用されるものとなりました。販促用として配られるポケットティッシュにはさまざまな種類のものがあります。紙に印刷した広告用のチラシを入れるタイプのものやパッケージ自体に印刷しているものなどがあります。
広告用のチラシはラベルと呼ばれることが多いのですが、ラベルにも種類があり片面印刷と両面印刷があります。
また、入れ方もティッシュと一緒に入れるものとポケットタイプになっておりポケットにラベルを入れるものがあります。ティッシュと一緒に入れているタイプのものは、ティッシュの奥に入れられており使い終わるまで取り出すことはできないので広告の効果が長く発揮できます。両面印刷であれば、一方の面はティッシュを使い終わると現れるので印象強い広告効果があります。ラベルをポケットに入れるタイプのものは、他のものにくらべると比較的安価で作成することができます。古くから用いられているのは、このタイプが多いです。
パッケージ自体にプリントを施しているものは、全体的に広告を入れ込むことができるので広範囲を利用することができます。PPフィルムを利用しているものとソフトフィルムを利用しているものがあります。ソフトフィルムを利用しているものは、名前の通り柔らかめな素材でビニール特有の音がなりにくいので使用することを考えると人気があります。更に、ラベルを入れるポケットがついている場合もあります。お店によっては、版代がかからず安価で利用できるよう既定の柄やラベルが用意されている場合もあります。
ティッシュ自体にも種類があり、通常のティッシュの他に水に溶けるティッシュや保湿タイプのティッシュ・黒いティッシュなどがあります。通常のティッシュに比べると少し費用が高くなりますが、利用される確率は高くなりますので広告効果も大きいと言えます。ティッシュの枚数にも違いがあり、6枚・8枚・10枚などと用意されている場合が多いです。
ポケットティッシュを販促品として制作する
販促品とは、販売促進を目的として企業や店舗または商品や契約品の広告や宣伝となるものを作り配布される物です。店舗名や企業名・ブランド名などを入れることが多く認知度の向上や商品の購入、契約を促すために無料で配布します。主に無料で広告用に配布するために作成するので、できるだけ安く作成できるよう考える方が多いのですが、広告効果や宣伝効果を考えると少し費用がかかっても効果的な面で考え、少し手の込んだものを作成したほうが実際に利用される率が高く宣伝効果が高くなる場合もあります。
ノベルティ―品や販促品の効果は、紙媒体のみの通常のチラシに比べて大きいものとされており近年注目をあび、さまざまなものが配られています。その中でも、ポケットティッシュは誰でも利用ができることから長年に渡り多くの企業や店舗が利用しています。ノベルティ―品や販促品を制作する業者がたくさんありますが、ポケットティッシュのみの専門の業者もあります。
注文方法は、FAXや電話での注文がほとんどでしたが近年のインターネットの普及によりそれぞれのホームページや注文専用フォームからの注文が主流となっています。ラベルやプリントのデザインも、メールでのやり取りとなる場合が多く、確認もしやすく便利です。費用については、注文数により1つあたりの金額が違ってくる場合がほとんどです。また、中身の素材や枚数、ラベルの印刷方法や入れ方、パッケージのフィルムの種類によっても変わってきます。
ポケットティッシュを配る
販促用のポケットティッシュで、広告効果や宣伝効果を上げるにはたくさん配ることはもちろんですがよりたくさんの人に受け取ってもらうことが大切です。駅前や街頭で配られているのをよく目にしますが、全員が受け取ってくれるわけではありません。
たとえば、朝の通勤や通学の時間帯は急いでいる人がほとんどですので通りがかる人の量は多くても受け取ってくれる人は少ないのです。
夕方の通勤や通学者たちの帰る時間帯が受け取ってもらえる確率は高いのです。中には急いでいる方もいますが、仕事や学校が終わり気分的に落ち着いている方が多いので、急いでいても受け取ってくれることが多いのです。
また、ポケットティッシュのデザインや宣伝として書かれている文字・企業の名前なども受け取るかどうかの決め手になります。かわいいキャラクターなどが書かれていると、やはり女性や子供連れの方の受け取る率は高くなります。
そして、受け取ってもらった後使ってもらうことでさらなる宣伝効果となります。ただ受け取ってもらうだけではなく、その後利用してもらうことを考え制作して配ることが大切です。
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