販促品を使ったマーケティング企画について

2018年05月02日
販促品を使ったマーケティング企画について

販促品の作成は、企画から始まってお客様の手に渡って企業からのメッセージを伝えるまでが一連の流れです。そのために絶対に必要になるのがマーケティング企画でしょう。企業から渡されたアイテムを見てお客様はその企業自体を評価します。企業イメージをアップさせるためのマーケティング企画を紹介します。


目次

データ集めは大切

販促品を作るうえで、まず必要なのがデータの収集です。特にターゲットとする層についてのデータはしっかり集めるようにしましょう。ターゲットとする層の年齢層や属性、性別によって効果的なアイテムは違います。お客様がビジネスマンなのか学生なのか、もしくは若い世代か熟年層かによって喜ばれるアイテムを選定しましょう。
また渡したあとのデータ収集も欠かせません。販促品がどの程度の効果を上げたか効果測定することもポイントです。効果を測る方法としてはレスポンス率があります。これはその販促に対してどれだけのレスポンスがあったかを測定した数字です。例えば1,000枚のクーポン付きリーフレットを配って、その後来店してクーポンを提示したお客様の数を集計します。レスポンス率は配布した数に対してレスポンス数の割合をあらわします。もしも12名のお客様がクーポンを提示して来店したとするとレスポンス率は12÷1000×100で1.2%となります。
レスポンス率はただ結果を調べるためにおこなわれるわけではありません。データを集めることで、改善点を明らかにしてより効果的な販促を編み出すためにおこなわれます。改善点を洗い出すためにも効果測定は欠かすことができないマーケティングのプロセスです。

販促品でお得感をアップ

販促品を使ったマーケティング企画について

販促品は新しいお客様に自社を知ってもらい成約に結び付けるためのツールです。しかし、現実的にはチラシを渡してもすぐに捨てられてしまったり、見てもらえなかったりすることも多いでしょう。そこでまず自社を知ってもらうために「お得感」があるノベルティやアイテムを渡す手法があります。
ポイントや割引券などは近年当たり前に配布されています。シンプルにクーポン券を渡すだけではお客様の興味を引くことはできません。そこで販促品にクーポンをつけるという手法がとられます。ただ単にクーポンを渡すのではなく、なにかのアイテムにクーポンがついていたほうが、人はお得感を感じます。
商品を今まで利用したことがない、お店に行ったことがないという人には初めてのお店に対して心理的な障壁があります。しかし販促品を受け取ることでこの心理的障壁が取り除かれて「ちょっと寄ってみよう」「クーポンを使ってみよう」という気持ちになることがあります。特に受け取って困ることがないような実用品や消耗品はお得感が強くて効果的です。将来的にお客様とよりよい関係を築くためには、まず効果的な接点を作らなければいけません。そのためのきっかけとしてもお得感がキーワードになるのです。

品質意識

販促品を使ったマーケティング企画について

販促品によるイメージ戦略は良いことだけではありません。お客様に渡すアイテムはその企業の顔になります。もちろん品質が高くて便利なアイテムであれば、お客様にとっても好印象で企業にも良いイメージを持ってもらえるでしょう。しかし品質が悪いアイテムを渡してしまえば、販促にならないどころか逆効果になることもあります。
特に自社オリジナルのアイテムを製作するような場合、汎用品のアイテムと比較して印象に残りやすくなります。競合他社と差をつけるためにもオリジナルアイテムは効果的な手法です。しかしアイテム自体の質が悪ければ、企業のアピールにはなりません。ノベルティは今の時代珍しくはありません。お客様もノベルティや販促のためのアイテムを受け取ることに慣れているでしょう。実際に手に取った時の質感や印刷面を見れば品質の良し悪しはすぐにわかります。
さらにお客様が手に取らずに余った販促品は自社で保管することになります。在庫として保管すれば場所も取りますし、倉庫代もかかってしまいます。倉庫に在庫として残り続けることで品質が劣化してしまうほか、日焼けして印刷面が褪せてしまうかもしれません。
このような事態を避けるためにもお客様に渡すアイテムの品質にはこだわりましょう。アイテムの個数が多くなるとコスト面が気になって、品質を落としたくなるかもしれません。しかし、品質が低いアイテムを使った販促は効果が薄く、中長期的に見て販促費用が大きくなってしまいます。在庫として不要なコストを発生させないためにもお客様目線で選ぶようにしましょう。


販促品は企業がお客様に対して無償で渡すサービスです。しかし、お客様はタダで受け取ったとしても、その品質や企業からのメッセージには目を配っています。アイテムを渡してその結果を測定し、データを活用してアイテムの品質などに反映して新しい販促をおこなうという一連のサイクルを上手に運用しましょう。効果的な販促のためにマーケティング企画という軸は欠かせません。

販促専門のスタッフが対応! 急なお見積り・発送から、デザインや配布方法の相談までいつでもお問合せ下さい。 055-957-8082 月~土曜日 9時~18時 ※祝日はメールのみで受付

お見積・ご注文はこちら