ポケットティッシュの宣伝効果ってほんとにあるの?
街頭や店舗内でよく配られているポケットティッシュですが、日本国内ではその多くが広告を目的として配布されています。実際に受け取って、広告を参考にして買い物やサービスを利用する人も多いでしょうが、少なからず気にしない人もいるものです。
そこで、実際のところポケットティッシュの広告効果は本当にあるのか、という部分が気になる事でしょう。広告効果はどれほどのものなのか、実際に影響はあるのか、紹介をしていきます。
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無意識のうちに記憶される
ポケットティッシュは、出先ではもちろん、自宅でも使用できるので、誰にとっても共通して利用しやすいものです。そのため、新品のティッシュをそのまま処分されるという事はまずないでしょう。受け取ったのちその場で使う事もあれば、保存をしておいて後から使用する事もあります。使う時になると、無意識であってもパッケージに書かれている広告内容が目に入るので、宣伝効果としては持続しやすくなっています。
ポケットティッシュのカバー部分の仕様にもよりますが、ビニール自体にそのまま印刷されているものもあれば、広告の紙が内側に入れられているものもあります。どちらに関しても、重要な広告部分は手軽に取り外せるものではないので、ティッシュを利用する際には必ず目にする事になります。そこから販促につながるかどうかはともかく、どういった広告なのか、会社名はどういう名前なのかというのは、意識していなくても目に入るので、広告効果は少なくともあると言えます。
万人に受け取ってもらいやすい
ポケットティッシュが宣伝の方法として良いとされているのは、万人に受け取ってもらいやすい事が大きな理由の一つです。ティッシュは誰にとっても生活必需品となりますし、1日を通して一度も使用しない事は滅多にないでしょう。普段使用するのがボックスティッシュだったとしても、外出先で使用できますし、室内でもポケットタイプは十分に使えます。人によっては、無料でもらえたものだから消費を気にせず使いやすいと考えるかもしれません。
また、人が手渡しできるというのも大きな利点です。今や広告やテレビやインターネットなどが多く、手渡しできる広告はそう多くありません。広告の内容はともかく、ティッシュが欲しいから受け取るという人は少なからずいるので、ティッシュを求めているのが理由であったとしても、同時に広告も受け取ってくれます。インターネットでさらっと見過ごされてしまう事のある広告とは違って、人の手の上で目に映る広告は、今の時代においてとても希少ではないでしょうか。
確実に狙ったターゲットに渡せる
広告を目的としてポケットティッシュを配る行為においては、ターゲットを確実に絞り、渡せるメリットがあります。ざっくりと例を挙げるならば、時間帯や場所、そして人を選んで渡せるのです。女性にのみ見てもらいたい広告ならば、アルバイトの人に女性だけに渡して欲しいという事を伝えておけば、男性を避けて配ってもらえます。それだけ無駄にティッシュを消費してしまう事はなくなるので、無駄を省いて広告を出せるというのはとても便利です。
また、場所や時間帯を選べるのも強みです。例えばサラリーマンなどビジネスマンを中心に渡したい広告なのであれば、ビジネス街にアルバイターを設置して配るのがポイントです。時間帯は出社前やお昼休みの時間帯、あるいは一般的な退社時間あたりを狙えば、多くの人に配れるようになります。
さらに大きくいえば、地域を限定して配る事も可能です。関東や関西、あるいは地方というように限定したり、街中か駅前かという違いも選べます。当然、広告には誰に見てもらいたいというターゲットは存在するので、そのターゲットが頻繁に訪れるであろうタイミングで、アルバイトに仕事をしてもらうのです。テレビやインターネットなどの広告とは違って、これまでほどに広告を出すターゲットを絞れる方法はなかなかありません。
さらにターゲットを絞りつつ、コストを抑えて広告を出せるのも魅力です。ポケットティッシュによる広告は、極めて費用対効果の高いものと言われています。1個あたりの原価は3円から8円程度が一般的で、アルバイトに1時間や2時間ほど配ってもらったとしても、それほど高額な広告とはなりません。あらゆる要素において、優れている広告の出し方といえるでしょう。
まとめ
いつもはポケットティッシュを受け取る側である方が多いでしょうが、実際に意識せずとも広告を目にしている事は少なからずあるでしょう。どういう事が書かれているのかを一応見るはずです。仮に興味が無い内容だったのなら、そのままティッシュとして利用するでしょうが、その度に広告が目に入ります。
このように、受け取った人の目に必ず入るようなポケットティッシュの広告は、様々な広告の出し方がある中で、とても低価格で高い効果を見込めるものとなっています。